
パリにはルーブル美術館と同じくらい有名な美術館がもう一つあるのよ。

オルセー美術館ニャ?

そう。オルセー美術館には19世紀後半のフランスで盛んになった芸術運動『印象派』の画家たちの絵画が多く展示してあるんだけど、ここルーブルにも少なからず印象派の絵画があるのよ。
【シュリー翼(Sully) 3階部分 (1)】●作品No.5 『読書をする少女』(ピエール・オーギュスト・ルノワール)


この絵見たことあるわ!ルノワールの作品ね。

何か読んでるニャ。えーっと・・・ハッ!これは宝の地図ニャ!

えッ!ホント!?

いや多分違うニャ・・・ふつうに小説とかそんなところだと思うニャ。

ルノワールはたびたび読書をする人物を題材にした絵画を描いているわ。ちなみに、オルセー美術館は印象派絵画の美術館としての本場だけど、残念ながらオルセー美術館は撮影が禁止されているのよね。
●作品No.6 『オンフルール近郊、雪』(クロード・モネ)


モネは印象派を代表する画家ね。ノルマンディー地方の港町オンフルールに滞在していた頃もあったようで、その頃の作品のようね。

なんだかこの絵画を見ていると、ブルブルしてくるニャ。

それもそのはずニャ!昔から、『犬は喜び庭かけまわり、ネコはこたつで丸くなる』と言われてるニャ。

それが日本式のネコなのね。
●作品No.7 『浴後』(エドガー・ドガ)


エドガー・ドガも印象派の一員といわれているけど、主に光と影の変化を描く典型的な印象派とは違って、ドガが師事したアングル(アングルの作品としては『トルコ風呂』が有名)の画風に倣っているのよね。

ドガって、よくバレエの踊り子を題材にしている画家よね?他の印象派の画家は屋外の風景とかが多いけど、ドガは室内の人物を描いているのが多いのかな?

ドガは網膜に病気を抱えてたため、光がまぶしく、屋外に出ることがままならなかったという説もあるニャ。
●作品No.8 『最後の晩餐』(フィリップ・ド・シャンパーニュ)


『最後の晩餐』といえば、イタリアのミラノにある教会に描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が一番有名だけど、このルーブルにあるフランス古典主義を代表するシャンパーニュの『最後の晩餐』も結構有名なのよ。

新約聖書の中の有名な一場面ニャ。

そうね。でもこの絵の方がダ・ヴィンチの壁画に比べて色が鮮やかだし、キリストが「この中に裏切り者がいる」と口にした瞬間の弟子たちの「え!?」っていう表情がうまく表現されていていいね!
●作品No.9 『屍衣の上に横たわる死せるキリスト』(フィリップ・ド・シャンパーニュ)


・・・死んでるニャ。

絵のサイズが横長でちょっと独特な形をしているね。

この絵はプレデッラ(祭壇飾りの最下部にあたる部分)として描かれたものなの。同じ目的で、キリストの亡骸の絵はよく描かれてきたのよ。
シュリ―翼の作品はまだまだ続きます!
posted by 子ネコと花嫁 at 17:52
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Comment(2)
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旅行☆
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やっぱり、頬のふっくらした女の子って、それだけでいいですね。
絵でも、本物でも、ちょっと触りたくなるようなふっくらしたほっぺの子は好きです。
こんばんは♪
そう、みたいですね。
日本の感覚だと、撮影できる美術館はラッキー♪って思っちゃえますね( ̄▽ ̄)ノ
「ちょっと触りたくなるようなふっくらほっぺ」私も好きですー( ̄∀ ̄)ふふ